終末世界の絵物語『アフターワールド』

自分でも、なんでこんなに“人類滅亡もの”が好きで仕方がないのかは謎なのだが、またも出ました終末ものに案の定はまっている。1話5分たらずの超短編による連続ものという形式、ほとんど止め絵のようなCG紙芝居的手法。それがまるで、寝る前に少しだけ親に読んでもらう絵本のような、独特のムードを醸し出していて心地いい。

生き残る主人公がワーカホリックの元広告マンという設定で、物質文明、貨幣経済が崩壊した後の世界との対比が面白く、宗教や人種の問題も例によってあちこちのエピソードに盛り込まれている。

公式サイトで、たぶん最初の10話位は観られると思う。


「シネマカフェ内公式」
http://www.cinemacafe.net/ad/afterworld/pc.html


youtubeにアップされているものは吹き替え版のようだが、この作品に限っては字幕版の方が雰囲気が合っている気がする。