『ゴールデンスランバー』
- 16:49 『ゴールデンスランバー』観た。この映画の原作は未読だが、伊坂幸太郎の小説は『終末のフール』など何冊か読んでいる。伊坂作品はエンタテイメントと所謂純文学の中間のような印象で、いつも構成力には感心する一方、物足りなさも残る。
- 17:09 中村義洋監督の手際は手堅く、特に中盤までは引きつけられるが『ゴールデンスランバー』は首相暗殺事件と実行犯の濡れ衣を着せられた主人公という設定からして、一見いかにも娯楽サスペンスに見えてしまう点が弱点。ミステリーとしての明快な解決を期待して観ていると肩透かしを食ってしまう。
- 17:18 小ネタの伏線⇒回収は多い割に、主人公の逆転の一手という大ネタが「アレ」ではなあ。これがヒチコックや『逃亡者』だと思って長尺に付き合った観客が怒っても無理はない。逆にいかにもな決着を嫌う受け手にはこの「ハズシ」が堪らないのかも。個人的には伊坂幸太郎ワールドに乗り切れない事を再確認。
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2010/08/06
- メディア: DVD
- 購入: 7人 クリック: 288回
- この商品を含むブログ (155件) を見る
- 20:35 昨日の全日後楽園メインだけ観た。船木&鈴木VS諏訪魔&河野。なんだか知らんがえらくハードヒット。体格・年齢で劣る船木が諏訪魔&河野の容赦ない攻撃に吹っ飛ぶ度ヒヤヒヤ。気迫はいいが河野危なすぎ。船木もフルスイングの張り手など若手に火を付けるから…。でもこういう試合嫌いじゃない。
Powered by twtr2src