ドラマWスペシャル倉本聰『學』

  • 12:29  正月放送のドラマWスペシャ倉本聰『學』やっと観た。ある事件から心を閉ざした少年とその祖父。序盤で意外な展開があり、いかにもの「交流と和解パターン」にしないあたりはさすが。人と人との摩擦を会話で現す倉本作品には珍しく、人物が言葉を発しない場面が多く、新鮮でもありやや退屈でもあり。
  • 12:45  倉本聰『學』。倉本聰×山田太一の対談(「婦人之友 」2010年7月号「ドラマの真髄」)でも感じたが、倉本の近代文明批判はあまりに一面的。自然回帰=善、ネット社会=悪の図式は『學』でも強調される。ネット上での交流を新たな自然とする世代を「エイリアン」としか見ない姿勢がつまらない。

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